膝関節

膝関節は身体の中で股関節と足関節に挟まれた場所に位置する関節です。

なので股関節と足関節とのバランスが大事になります。

そして、膝は真ん中にあるので、股関節と足関節の位置により膝に加わる負荷が変わってくる受け身の関節であるとも言えます。

受け身である膝関節を効率的に動かすために、股関節と足関節はとても重要になります。

身体の中で唯一地面と接する足部と、球関節で可動域の広い股関節を重力に逆らい力発揮しやすい位置で使うことで、間にある膝関節で効率よく、かつ強い力を伝えられることが重要です。

トレーニングでも、足部、膝、股関節の３つの関節を協調的に動かすことで負荷を分散させることができ、機能的な力発揮につながります。

身体の部位を単体でとらえず、全体としてどう動けばそこの部位の負荷を減らし(分散し）、力を出せるかという要素は大切です。またそれがわかれば、予防にも繋げることができます。